ウルバッハ・ビーテ病って何?
「ウルバッハ・ビーテ病(Urbach–Wiethe disease)」をご存知でしょうか?
1908年に発見されて以来、全世界で400人しか罹患していない遺伝性疾患です😲
現在の世界人口は約80億人ですので、罹患確率は0.000005%ですよ😅
脳の一部分
主に「扁桃体」が石灰化して損傷・死滅することにより
恐怖や不安を感じなくなります✨
恐怖や不安を感じないこと以外は普通の人間とほぼ変わりません。
特徴としてはしわがれた声と乾燥肌を持つみたいですが、誤差の範囲内ですよね😄
うるばっはびーて病って覚えにく
い名称ピヨ!
ウルトラマン+バッハ+ビールと
覚えましょう✨
恐怖や不安を感じないとどうなるの?
簡単に言えば活発になります✨
恐怖や不安は脳の扁桃体(へんとうたい)で一旦受け止められます。
そして不快な感情を改めて体に実感させ、逃避行動を促します✨
ウルバッハ・ビーテ病罹患者は扁桃体が機能していないですよね?
裏を返せば逃避行動をしないということです😅
非常に勇敢な正しく「勇者」のような存在だと言えるでしょう!
そのため
好奇心旺盛で落ち込むことがなく、鬱病とは無縁になります😄
全人類メンタルつよつよな世界
・・・。面白そうだニャー!
ただし、良いことばかりでもないのです・・・。
デメリットをご紹介いたしますね♪
恐怖や不安を感じないデメリット
ウルバッハ・ビーテ病罹患者は圧倒的に「危機管理能力」が足りません😱
そのため危険を省みずに行動してしまいます😅
例えば大火事の中取り残された人を助けるために平気で飛び込んだり
湯水のようにギャンブルにお金を投資したりします💦
勇敢と無謀は紙一重なのですね😭
ウルバッハ・ビーテ病罹患者は犯罪に巻き込まれることも多いため
政府や研究機関の下、存在を秘匿され保護されているようですよ!
ウルバッハ・ビーテ病でも生命の危機は感知できる
ある実験ではウルバッハ・ビーテ病患者に高濃度の炭酸ガスを吸引させてみたそうです😅
すると健常者と同じようにパニック症状が発生しました。
※むしろ健常者の方がパニック症状を抑えられたので、扁桃体はパニックを抑制できるようです。
「脈が乱れて苦しみながらガスマスクを脱ぎ捨てた」と記録されております。
この実験結果から扁桃体が機能不全でも体内から生じる危機は感知できることが判明いたしました。
炭酸ガスの豆知識
炭酸ガスとは「二酸化炭素」の気体名称です!
固体はドライアイス、液体は炭酸水と呼ばれております✨
炭酸ガスの濃度別症状
・濃度3%・・・頭痛、めまい、吐き気。
・濃度7%・・・数分で気絶。継続すると死に至る。
・濃度35%・・今回の実験で使用された濃度。一瞬でパニック状態になり苦しみが1分持続。
エグイ実験ピヨ!
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は「ウルバッハ・ビーテ病」についてお伝えいたしました✨
この疾患はPTSDや鬱病を治療するための参考として盛んに研究されているようですよ😄
最後までお付き合いいただきありがとうございました☆
また次回の記事もよろしくお願いいたします。
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