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交流分析について
あなたは交流分析という言葉をご存じでしょうか?
「コミュニケーションは自我状態の交換によって成り立っている」という理念の心理療法です。
もしもコミュニケーションに不安があるのならば、人と上手にコミュニケーションを取れているときの自分の自我状態を知るだけでもコミュニケーション能力は向上しますよ♪
自我状態について今から分かりやすく説明したいと思います☆
人間の中には 「Parent」 「Adult」 「Child」 (親、大人、子ども) の心(自我状態)
が存在します。
人間は状況や相手によってこれら3つの自我状態を無意識に使い分けて交流しています。
自我状態の「P、A、C」ですが、「P」と「C」は更に細かく分けることができます。
親心のPは CP(厳しい親心) と NP(優しい親心) に、
子ども心のCは FC(自由な子ども心) と AC(従順な子ども心) に分けられます。
ちなみにA(大人心)とはコンピュータのように私情を一切挟まないで客観的に物事を評価する心のことです。
自我状態は細かく分けると 「CP」「 NP」「 A」「 FC」「 AC」 の5つあるということですね♪
交流分析の具体例
例えば「遊園地で子どもが泣いている」というシチュエーションを思い浮かべてみて下さい。
CPで考えた場合 「泣いているなんてみっともない」
NPで考えた場合 「可哀そうに早く泣き止ませないと」
Aで考えた場合 「この子どもは親とはぐれてしまったから泣いているのだろう」
FCで考えた場合 「とりあえず話しかけてみよう」
ACで考えた場合 「誰か泣き止ませないかな」
こんな感じで一つの事柄に対していくつもの考え方が出てきます。
汚染
「汚染」とは「P」や「C」の自我状態を「A」だと勘違いしてしまうことです。
上の例で汚染が起こりもしも「CP」を「A」だと勘違いしてしまったとしたらこうなります。
「泣くことはみっともない」という考え方が世間の一般常識だと思い込むようになる。
↓
どんなに辛い目に遭っても泣くことを我慢するようになる。
↓
「泣いている人」を見ると理由も考えずに見下すようになってしまう。
↓
何故かコミュニケーションに失敗するということが増える。
↓
気付かぬ内に心の傷が増えていく。
↓
生き辛さを抱える。
汚染が一つでも生じると「生き辛さ」を感じるようになるのですね😥
「~しなければならない」や「~してはいけない」という思い込みが汚染につながりやすいため、自分の中にそのような思いがないか是非チェックしてみてください☆
おわりに
エゴグラムという心理検査を用いることで、どの自我状態が人間関係において一番表に出やすい自分の特徴なのかを知ることができます☆
エゴグラムの点数は置かれている環境や役回りによって変動するようですので、指示を下す立場の人はCPが高くなったり、子育て中の人はNPが高くなったりするようですよ♪
ご興味がございましたら是非やってみて下さいね😄
ちなみにカウンセラーや看護師はエゴグラムの結果が
「全体的に同じ点数の『平坦型』」か
「CPとACが低い『台形型』」が望ましいとされています!
皆さんはいかがでしたでしょうか?
お気軽にコメントくださいませ☆
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最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました✨
また次回の記事もよろしくお願いいたします♪
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