はじめに
こんにちは!
今回は心理療法の一つ「論理療法」についてご説明をしていきたいと思います✨
論理療法を学ぶことにより「自分の中の認知の歪み」が明らかになります!
今から解説をしていきます♪
自己成長につながりやすい療法なので気になる方は是非最後までお付き合いくださいませ😁
論理療法
論理療法とは「論理情動行動療法」とも呼ばれているカウンセリング療法の一つです。
「思考が変化すれば感情や行動も変化する」という理念で実施されています!
簡単に言えば「認知の歪み」を修正して問題を解決していこう!ということです😊
「認知の歪み」のことを「イラショナルビリーフ」と呼びます!
また、認知の歪みが取り除かれた「論理的な思考」のことを「ラショナルビリーフ」と呼びます!
認知の歪み=イラショナルビリーフ
イラショナルビリーフには下記のようなものがございます!
⚫ マイナス思考
良いことを無視して全て悪いことに置き換えてしまう。
「ガチャで最高レアがたった10連で5体も出たから明日事故に遭うに違いない」など。
⚫ 拡大解釈・過小評価
自分の短所や失敗を大げさに捉えて長所や成功を過小評価する。
「私は運動神経が悪いからたとえピアノが上手でも何の価値もない」など。
⚫ 感情的決めつけ
客観的な事実よりも否定的な感情の方を正しいものだと決めつける。
「あの人は不愛想で感じが悪いから家庭でも上手くいっていないに違いない」など。
⚫ すべき思考
「そうすべき」「そうすべきでない」と固定観念で考える。願望と事実の混濁。
「大学を卒業したのなら給料の良い所に就職しなければならない」など。
⚫ 一般化し過ぎ
一つ良くないことがあると「いつも駄目だ」とネガティブに捉える。
「転んだ。いつも私はドジを踏んでばかりで駄目だ」など。
⚫ 結論の飛躍
根拠が無いのに将来への悲観的な結論を出す。
「夫が単身赴任するから浮気される」など。
⚫ 極端なレッテル貼り
失敗したとき「自分は馬鹿だ」「あの人はまぬけだ」などのネガティブなレッテルを貼る。
「こんな簡単なクイズに答えられないなんて私はなんて馬鹿なんだ」など。
⚫ オールオアナッシング思考
極端な思考。0%か 100%。白黒はっきりさせる。間は認めない。
「私とあの人どっちが大事なの!?」など。
⚫ 読心術
他人の考えを決めつける。
「あの人は私のことが嫌い」「皆あの人を嫌っている」など。
⚫ 自己関連付け
本来関係の無いものでも全て自己責任として捉える。
「遠足で雨が降ったのは私のせい」など。
イラショナルビリーフを見つけることが論理療法の第一歩となります✨
ABCモデル
イラショナルビリーフが発生する流れとして「ABCモデル」があります。
Aは感情が発生する原因となった出来事。
Bは出来事に対する認識=ラショナルビリーフorイラショナルビリーフ。
Cは結果として生じる感情や行動。
人の感情は「出来事→認識→感情」という流れで生じています🔅
Bの「イラショナルビリーフ」を変化させることによりCの感情や行動が変化します!
イラショナルビリーフの修正方法
「イラショナルビリーフ」を修正して「ラショナルビリーフ」に変化させるには
Cの「感情」を感じ取るのが一番早いです!
この出来事に対して自分は「怒っている」のか「悲しんでいる」のか、はたまた「苦しんでいる」のか最初に考えていきます。
自分の感情が分かったら今度はBの「出来事に対する認識」を書き出してみます。
そうすることでどのような考え方が今の自分の感情を生み出しているのか理解することができるようになります✨
ここまできたら後は簡単です😄
気持ちが楽になる考え方を身に付けていきましょう!
そして今後問題が起きたときは積極的に気持ちが楽になるような考え方を採用していきます!!
以上がイラショナルビリーフの修正方法です✨
おわりに
今回は「論理療法」についてご説明いたしました😄
「論理的な思考=ラショナルビリーフ」は「イラショナルビリーフ」を修正することにより可能となります!
ご自身の中に「イラショナルビリーフ」があるかどうかを確かめていただき、もしあった場合は修正するようにしていくともっと楽に生きることができますよ😊
「イラショナルビリーフ」の修正には「リフレーミング」という手法も効果的です!
こちらの記事に詳細を書いておりますのでどうぞよろしくお願いいたします♪
※もう少しだけ論理療法の内容を掘り下げた「論理療法・認知療法」というタイトルの書籍をAmazonで出版中ですので読んでいただけると嬉しいです✨
今回も最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます😊
また次回の記事よろしくお願いいたします✨
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