- はじめに
- 元気になる熟語一覧
- 七転八起(しちてんはっき)
- 剛毅果断(ごうきかだん)
- 和顔愛語(わげんあいご)
- 一生懸命(いっしょうけんめい)
- 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
- 風狂無頼(ふうきょうぶらい)
- 専心専意(せんしんせんい)
- 有言実行(ゆうげんじっこう)
- 日日是好日(にちにちこれこうじつ)
- 飲水思源(いんすいしげん)
- 日進月歩(にっしんげっぽ)
- 知足安分(ちそくあんぶん)
- 粉骨砕身(ふんこつさいしん)
- 一日一生(いちにちいっしょう)
- 雲外蒼天(うんがいそうてん)
- 不撓不屈(ふとうふくつ)
- 一言芳恩(いちごんほうおん)
- 一日一善(いちにちいちぜん)
- 意気軒昂(いきけんこう)
- 煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)
- 積羽沈舟(せきうちんしゅう)
- 一期一会(いちごいちえ)
- 十年一剣(じゅうねんいっけん)
- 報恩謝徳(ほうおんしゃとく)
- 一切皆苦(いっさいかいく)
- 正念工夫(しょうねんくふう)
- 前後裁断(ぜんごさいだん)
- 本来無一物(ほんらいむいちもつ)
- 人人悉道器(にんにんことごとくどうきなり)
- 自灯明(じとうみょう)
- 結果自然成(けっかじねんになる)
- おわりに
はじめに
こんにちは!
長い人生悪いこともあれば良いこともございますよね?
ですが何故か悪いことが起きたときは今までの良かったことを全て忘れてしまいます😥
一度の人生、どうせなら良かったことを多く覚えていたいものです・・・。
ですので、
今回は悪いことが起きたときにすぐに立ち直らせてくれる言葉をご紹介したいと思います。
座右の銘が決まるかもしれませんよ♪
是非お付き合いくださいませ✨
元気になる熟語一覧
七転八起(しちてんはっき)
失敗をしてもその都度立ち直り続けること。
「七転び八起き」の四字熟語バージョンの言葉です😄
今回ダメだったことは改善して次回に活かすことができるという意味です。
生きている限りはどんなことでも挽回することができます。
失敗をしても落ち込む必要がないということを教えてくれる言葉ですね✨
七転八起が七転七起ではない理由は最初の起立は一人でできないからだと言われております。
人間は生まれたての頃は皆誰かに支えられてやっと立てるようになります。
今まで周囲の人の手助けがあったからこそ現在立って転ぶことができるのですね❗
ちなみに「八」というのは「末広がり」や「無限の可能性」という意味があり、
大変縁起の良い数字でございます。
七回の失敗を経た後には明るい未来が待っているだなんて素敵だと思いませんか😁
剛毅果断(ごうきかだん)
意志を持って思い切って実行すること。
自分を信じて「正しい判断を下せた」と心から思うことを剛毅果断と言います。
自分の意志を持って決定することは人生を充実させます。
こちらの記事で「自分の意志を貫くメリット」を詳しく説明しております!
良かったらどうぞ♪
和顔愛語(わげんあいご)
和やかな笑顔で思い遣りのある優しい話し方をすること。
仏教の用語です。
和顔は「柔らかな表情」、愛語は「相手を思い遣る言葉」を意味します。
私の一番好きな言葉です🔅
見返りを求めない優しい気持ちは周りの人々を幸せにする善行です✨
自分から相手に心を込めて笑顔で挨拶をすると豊かな人間関係を築けますよ😊
一生懸命(いっしょうけんめい)
命を懸けて物事に取り組むこと。
一生懸命は「一所懸命」と書かれることもあります。
恐らく知名度NO.1の四字熟語ではないでしょうか😁
今この瞬間に全身全霊を懸けて取り組めばブレずに最後まで成し遂げることができる
という意味です。
ちなみに「全身全霊」は自分の持つもの全て(体力、気力)という意味です。
一生懸命・・・良い言葉ですね✨
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
将来のために耐えること。
どんなに辛くても目標のために我慢と精進を続けることが良い結果に繋がるという意味です。
中国の春秋時代の復讐劇が語源ですが現在では良い意味で使用されることが多いです✨
今が辛いのなら目標を持って耐えることで良い方向に進むことができるということですね😄
人間やろうと思えば固い木の枝をベッドにすることもできますし、
苦い肝を舐めることもできます❗
耐えずに諦めてしまうのは勿体ないということに気付かせてくれる言葉です🔅
流石に生で肝を舐めると
病気になってしまうので
お気を付けてくださいね😱
風狂無頼(ふうきょうぶらい)
常識はずれの変人だと馬鹿にされても構うことなく、志を大切にして没頭すること。
妥協を重ねて心を蔑ろにする人生よりも心を大切にして打ち込んだ人生の方が
結果的には有意義なものになるという意味です。
風狂無頼は馬鹿にされる意味でも使用されますが私はとても大事な言葉だと思っています。
人それぞれ思い描く理想もやりたいことも違います。
人に合わせてばかりで自分のやりたいことをできないでいると
何かにつけて文句を言う人生になってしまいます。
自分の気持ちを大事にして自分の人生に責任を持つこと。
それが充実した人生には欠かせないものなのではないでしょうか?
この言葉を聞くと宮沢賢治の
「雨ニモマケズ」を思い出し
ます。
「雨ニモマケズ」に登場する
人物は実在する人物で、宮沢
賢治が憧れていた人です。
聖職者だったその人は当時の
日本で「国賊」と呼ばれて差
別を受けていました。様々な
嫌がらせを受けても決してめ
げることなく社会奉仕に従事
していたそうです。あるとき
差別を受けて娘が亡くなって
しまいました。
その人は悲しみましたが決し
て人を恨んだりはせず、より
一層社会奉仕に励んだそうで
す。
晩年その人が別の地へと引っ
越す際はその人を慕う人で駅
が溢れかえったと言われてお
ります。
専心専意(せんしんせんい)
他に心を惑わされることなく、ただひたすらに一つのことを集中して行うこと。
専心専意は「一意専心」と書かれることもあります。
意識を統一して心を集中すればはっきりと物事を知覚できます!
迷ったときは深呼吸して「自分」をはっきりと感じてみる。
そうすることで自分の「やるべきこと」や「やりたいこと」が見えてきますよ✨
有言実行(ゆうげんじっこう)
言葉と行動を一致させること。
心から思ったことはどんどん口に出して行動していけば道が自ずと開かれていくという意味です。
人間には「自分に嘘を吐きたくない」という欲求があります。
やりたいことを声に出して自分の心と約束することで自然と行動することができます。
良い言葉は声に出していきましょうね✨
日日是好日(にちにちこれこうじつ)
毎日が素晴らしいということ。
寒い日も暑い日もひたすらに受け入れて生活することで
全てがかけがえのない一日になるという意味です。
ありのままを受け入れてそのときの感覚に浸ってみる。
そうすることで毎日の違いや変化を感じ取ることができます。
今感じる気持ちは今だけのものです。
寸分違わず明日に持ち込むことはできません。
今に目を向けることの大切さを説いた言葉ですね✨
飲水思源(いんすいしげん)
物事の基礎や人への恩を忘れないこと。
人の成り立ちには元があるという意味です。
人間は一人では生まれてくることができません。
産んでくれた人、育ててくれた人、支えてくれた人に感謝をしていくことで
孤独感から解放されて充実した人生を送ることができます。
周りの人を信頼できないときってあ
りますよね?そういうときはその人
の良い所を一つでも見つけられれば
少しだけでも許すことができます。
すると心が安定して色々な人にも感
謝できるようになりますよ🔅
日進月歩(にっしんげっぽ)
日々少しずつでも成長していくこと。
変わらないものはこの世に存在しません。
時間が経つにつれて物事は前に進んでいき、悲しい思い出は色褪せて自ずと希望が見えてきます。
何か問題が起きたときは
「明日の自分」「1ヶ月後の自分」「1年後の自分」「5年後の自分」ならどう思うか?
と自問自答してみてください。
全ての問題は時間が解決いたします。
知足安分(ちそくあんぶん)
今の境遇に満足すること。
自身の置かれている環境は自身に見合ったものだから学びの場として捉えていくという意味です。
今していることや今できることを積み重ねていくことで成長することができます。
皆最初は初心者から始まります。
様々な経験を通して失敗や成功を学ぶことで将来立派になっていくのです。
自身の環境を変えたければ先ずは今の環境に全力で慣れてみることが大切だということですね✨
粉骨砕身(ふんこつさいしん)
骨身を惜しまず今持てる力を全て出し切ること。
一生懸命とほぼ同じ意味の言葉です。
ですが
粉骨砕身は「他者のために努力することは何よりも尊いが難しい」という意味もあります。
粉骨砕身で物事をやり遂げることができれば、自ずと他者から信頼されるようになりますよ✨
一日一生(いちにちいっしょう)
一日は一生と同じくらい大切だということ。
一日を全生涯だと思って集中して生活することで充実した人生を歩むことができるという意味です。
同じ日はありません。
常に新たな学びがあります。
日々を無駄にしないためにもこちらの記事がおすすめです♪
雲外蒼天(うんがいそうてん)
試練を乗り越えた先には美しい快晴が広がっているということ。
どんなことでも努力をすればその分だけ得られるものが必ずあるという意味です。
勿論努力が全て報われるとは限りません。
ですが努力をしてきた事実は紛れもない自分の誇りになります。
挫折した経験、失敗した経験は必ず糧になっています。
そのことに気付いたとき、視野が広がり一つ一つのことが色鮮やかに感じられるようになりますよ✨
不撓不屈(ふとうふくつ)
どんなに辛い目に遭おうとも挫けず屈しないで乗り越えること。
七転八起の末、人は必ずやり遂げることができるという意味です。
心が強いということですね✨
詳しい内容はこちらの記事に執筆しております♪
一言芳恩(いちごんほうおん)
声を掛けられたことに感謝をすること。
声を掛けてくれる存在が居てくれること自体が
「良いことでありがたいことだ」という意味です。
日常生活で「何か良いことないかなぁ」と思うことってありますよね?
そういうときは人から挨拶された経験を思い出してみてください。
家族、友達、恋人、お店の従業員。
きっと様々な人があなたの存在を認識して挨拶をしてくれたと思います。
人間は無視をされると傷付きますが挨拶をされると嬉しくなる生き物です。
嬉しいこと、幸せなことは案外近くにあるのですね✨
一言報恩はそのことに気付かせてくれる言葉です。
一日一善(いちにちいちぜん)
毎日一つでも人のためになりそうなことをすること。
自分のしたことは巡り巡って自分に還ります。
良い行いをすればするほど周りも自分も笑顔になれますよ✨
先ずは和顔愛語を実践していきましょう!
親しみのある笑顔と明るい挨拶はそれだけで相手の心を軽くします😁
意気軒昂(いきけんこう)
元気が溢れて気概が高まりやる気に満ち満ちていること。
やる気に満ちた状態を自然に維持することで
意識せずとも周りに元気を分け与える存在になることができます。
やる気に関してはこちらの記事で執筆しております♪
煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)
煩悩があるからこそ悟ることができるということ。
万物はどちらか一方だけでは成り立たないという意味です。
煩悩がなければ悟りという概念は生まれないですよね?
受け入れられないものを否定することはやめて、肯定してありのままを受容していくことで
却って人生が楽になります✨
失敗も成功も「経験を積めた」という点ではどちらも悪いことではありません。
受け入れて許していくことの大切さを教えてくれる言葉です😊
積羽沈舟(せきうちんしゅう)
小さなものでも積み上げていけば大きな力になる。
軽い羽毛でも沢山集まれば大きな船を沈ませることができるという意味です。
「ローマは一日にして成らず」という言葉があるように、
大きなことを成し遂げるにはそれ相応の期間と努力が必要になります。
努力をしている最中は結果が出ないため精神的に辛いかもしれません。
ですが「雲外蒼天」です❗
きっと得られるものはありますよ😄
コツコツと努力を続けていくことが大切だということですね✨
一期一会(いちごいちえ)
今この瞬間は生涯で一度限りのものだということ。
今日会った人とはもう二度と会えないかもしれないです。
その人が自分を思い出すとき、きっと最後に会ったときの顔を思い浮かべることでしょう。
その人にとって「良い人だった」と思われるように誠心誠意努めること。
それがおもてなしの本質なのかもしれないですね。
「一日一生」です❗
「どうせ明日も会うからいいや」と思っていると後悔することになるかもしれません。
どんな瞬間でも全力で取り組んでいきたいものですね✨
十年一剣(じゅうねんいっけん)
長い期間修練を積むこと。
十年を一区切りにして長い目で物事に取り組むと実力が身に付くという意味です。
個人的にはあまり好きではないことや興味の湧かないことは3ヶ月で切っても
良いと考えております。
ですが自分の好きなことや興味のあることは辛抱してみることをお勧めいたします。
どんな道でも「10年」という言葉の重みは大きいです。
結果を焦らずに取り組み続けてきたことは必ず身になります。
報恩謝徳(ほうおんしゃとく)
受けた恩に感謝してできる限り報いること。
感謝の気持ちに制限はありません。
好きなだけ感謝して良いのです。
人であっても物であっても感謝の気持ちが湧き上がってくるのなら
「ありがとう」と伝えてみる。
そうすることで周囲を幸せにできます✨
一切皆苦(いっさいかいく)
この世のほとんどは思い通りにならないということ。
生老病死含めあまねくものは思い通りにならないです。
そのことに気付いて受け入れることができて初めて心穏やかに生きることができます。
ギャンブルでお金をスルと
イライラします💢
もしかしたら期待感が大きか
ったのかもしれませんね💦
どんなことでも「予想を下回
ることがある」ということを
念頭に入れておくことで失敗
しても心を穏やかに保てるよ
うになりますよ✨
正念工夫(しょうねんくふう)
雑念を放って心をまっさらにし、正しい心の在りようで今あるものを知覚すること。
「500年にひとりの名僧」と言われた臨済宗の白隠禅師の言葉です。
白隠禅師はパニック障害を患い幼いときから不安と闘ってきました。
そのときに気付いたのが、
「不安は外部から植え付けられた価値観から生じる」ということです。
雑念ということですね❗
日々の生活の中で絶えず六感(心、耳、舌、肌、鼻、目)をフル活用して自身の
内面を探ることで不安の正体が分かります。
不安の正体を受け入れ納得し、今に目を向けることで不安から解放されますよ😊
前後裁断(ぜんごさいだん)
過去も未来も断ち切って今に全神経を集中すること。
過去も未来も今この瞬間には関係ありません。
「粉骨砕身」で目の前のことに取り組む。
その積み重ねが「人生」と呼ばれます。
「一日一生」ということですね✨
本来無一物(ほんらいむいちもつ)
何もない状態が自然だということ。
人間は生まれてくるときや死ぬときには何も持っていないです。
元々何もないのですから本来何かに囚われる必要はありません。
人、物、お金、地位、様々なモノに執着をするから苦しいのですね😱
肩肘を張らずに気楽に生きるくらいで丁度良いということに気付かせてくれる言葉です✨
人人悉道器(にんにんことごとくどうきなり)
どんな人でも道を極める可能性を秘めているということ。
この言葉は「十年一剣」に似ています。
自分には無理だと思っていることでも興味があるのならば試しに取り組んでみてください❗
得られるものは必ずあります!
続けるのか諦めるのか、決めるのは自分です。
やりたいことを諦めるのは勿体ないことですよね❗
挑戦せずに諦める必要はないということに気付かせてくれる言葉です✨
自灯明(じとうみょう)
自分の人生は自分を頼りに生きていくということ。
釈迦牟尼仏の最期の言葉です。
最終的な決定権は常に自分にあります。
自分の人生に責任を持って初めて人生を本気で生きることができます。
重要な決断ほど人任せにせずに自分で決めてみてくださいね😊
「正念工夫」で自分の心に従った決定をすることで
どんな困難にも対応できるようになりますよ✨
結果自然成(けっかじねんになる)
結果は自然についてくるものだから気にせずに精一杯取り組むということ。
突き詰めていくと目標や将来の夢も雑念になります。
雑念は思考と行動をブレさせます。
「前後裁断」で取り組むことによりいつの間にか目標に辿り着くことができます。
たとえ目標に辿り着かなかったとしても集中して真摯に誠実に
物事に取り組めたのならばその経験が全てに勝る一生の財産となります。
今に集中することの大切さを教えてくれる言葉ですね✨
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は元気になる言葉を31個ご紹介させていただきました。
辛いことが起きたとき、是非声に出して唱えてみてくださいね✨
きっと元気が湧いてきますよ😊
この度も最後までお付き合いしていただきまして誠にありがとうございました。
また次回の記事もよろしくお願いいたします♪
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