カラーセラピーとは
こんにちは!
皆さんは「カラーセラピー」という言葉をご存知でしょうか?
色の持つ効果によって相手の心を落ち着かせたり心を読み取ったりする心理療法です!
今回は色の持つ効果を一覧にしてまとめてみたいと思いますので、是非お付き合いくださいませ✨
※長くなるため目次から読みたい事項にジャンプするとスムーズですよ☆
色の持つ効果の基礎知識
全てのものには「イメージカラー」というものがございます!
例えば「病院=白」「葬式=黒」「海=青」「森=緑」などです。
ただし、カラーセラピーの世界では「白=黒」と認識して区別をしません!
ただ明るいか暗いかだけの違いになります。
不思議ですよね😄
色の中でも重要なのは「青」「赤」「緑」「黄」「白」「黒」です。
この6色は基本色となります。
視神経が受け取る信号では「青と黄」「赤と緑」「白と黒」が対になりどちらか一方の信号を受け取るともう片方の信号を感じ取れなくなります。
これを「へリングの反対色説」と呼びます。
簡単に言えば「青赤緑」の三原色に「黄」を加えたものが四原色。
四原色に「白黒」の明度を足すことで人間は色を識別しているということです!
人間の目に映る色は三原色ではなくて四原色だったんですね😮
明るさの違いで青いものが黄色に見えたり赤いものが緑に見えたりするなんてビックリですよね!?
「色の恒常性」で検索すると目の錯覚を体験できますよ♪
豆知識1「紫外線は透明」
余談ですが、虫や鳩は「紫外線=透明」を見ることができるそうですよ!
特に鳩は四原色に加えて紫外線まで見えるので人間の何倍も細かく色を捉えることができるそうです。
視力も40km先まで見通せるほど良いみたいなので羨ましい限りですね😁
更に余談ですが、虫が電灯の光に集まるのは電灯が紫外線を放っているからみたいですよ。
夜中になると目が見えなくなり唯一認識できるものが月明りや電灯の放つ紫外線だけになります。
「紫外線を頼りに飛んでいった先が電灯だった」というだけなのですね♪
豆知識2「赤紫は存在しない」
人間の脳が作り出した特別な色がございます。
それは「赤紫」です。
「赤紫」は「赤」と「青」の混色ですが、本来「赤」と「青」の中間に位置する色は「緑」です!
なぜ緑色に見えないのか不思議ですよね!
赤と青が微妙な割合だと目の「赤を感じる部分」と「青を感じる部分」が同時に反応してしまい混ざった色を認識してしまうみたいですよ😁
そもそも光に色は付いていないため、全てが幻と言っても過言ではありませんが😅
ちなみに基本の6色に「紫」「橙」「桃色」「茶色」「灰色」の5色を加えたものが「基本色彩語」と呼ばれます。
豆知識3「目に優しい色」
「光の波長」というものがございます。
光の波長は短いほどエネルギーが大きい反面物体に遮られやすく、長いほどエネルギーが小さい反面物体を透過しやすいです。
人間の目に映る色は「可視光線」と呼ばれる光の波長で構成されていて、可視光線よりも短い波長の光を「紫外線」と呼び長い波長の光を「赤外線」と呼びます!
可視光線は人間の目には基本「白色」に映りますが、紫外線に近いと「青系統」に映り赤外線に近いと「赤系統」に映ります。
赤ちゃんは視力の発達段階では「白と黒」そして波長の長い「赤色」しか認識できないそうです。
また、緑色を見ると落ち着くのは「緑」が丁度「紫」と「赤」の中間の波長で目に優しいからなのです😊
豆知識4「絵具の色が混ぜ合わさると・・・」
光の色が混ざると「白色」になりますが、絵具の色が混ざると何色になるかご存じでしょうか?
答えは「黒色」です✨
不思議ですよね😮
これには理由があります!
絵具は「空色」「赤紫色」「黄色」を三原色にして成り立っています。
そもそもの原色が光と違うのですね♪
絵具の三原色は光を吸収して反射や透過したときに見える色です!
どの三原色も光を吸収する性質を持つため、混ぜ合わせることにより全ての光が大幅に吸収されて色が暗くなります。
結果人間の目には黒色に映るのです😊
明るい色は心身を清めてポジティブな気分にしてくれますが、気分が落ち込んでいるときには眩しすぎて近寄りがたい性質を持ちます。
暗い色は気分が落ち込んでいるときには宥めてくれますが、次第にどんどんネガティブな方向に引きずり込んでいく性質を持ちます。
ですので気分が落ち込んだときは暗い色合いの服をできる限り封印して、明るい色合いの服を無理にでも着ることでポジティブな気分になることができます♪
色の持つ効果一覧
青
連想させるもの
海、水、冷たさ、悲しみ、知性、冷静、静寂、落ち着き、内向的、思慮深さ
青色を使いたくなるとき
思い悩んでいるとき。我慢しているとき。一人になりたいとき。慎重になっているとき。
青色の効果
落ち着きを取り戻す。集中力が高まる。食欲が減退する。個室での作業が捗る。体温の低下。
赤
連想させるもの
太陽、心、火、暑さ、情熱、興奮、怒り、積極性、激しさ、活力
赤色を使いたくなるとき
感情が昂っているとき。統率したいとき。体を動かしたいとき。目立ちたいとき。
赤色の効果
力が湧いてくる。行動力が上昇する。自分の意見を主張できる。体温の上昇。
緑
連想させるもの
植物、風、森、平穏、生命、自然、安全、優しさ、若さ、調和
緑色を使いたくなるとき
緊張を解したいとき。ストレスを緩和したいとき。調子が出てきたとき。休憩したいとき。
緑色の効果
リラックス。疲れ目の解消。緊張の緩和。相手に気を遣える。仲直りできる。
黄
連想させるもの
星、元気、明るさ、楽しさ、楽天、軽さ、閃き、幼さ、危うさ、躍動感
黄色を使いたくなるとき
気を引きたいとき。好奇心が湧いたとき。希望を感じたとき。閃きが欲しいとき。不自由なとき。
黄色の効果
ポジティブな気分になる。活発に行動できる。自由になれる。左脳が活発になる。
白
連想させるもの
病院、光、天使、平和、純真、無垢、素直、浄化
白色を使いたくなるとき
不安なとき。物事を新しく始めたいとき。迷っているとき。
白色の効果
不要な物の整理。心身のリセット。頭のリフレッシュ。決断できる。
黒
連想させるもの
葬式、闇、悪魔、破壊、穢れ、誘惑、罪、不浄
黒色を使いたくなるとき
本心を隠したいとき。我慢しているとき。孤独なとき。
黒色の効果
白色と同じ。
紫
連想させるもの
妖艶、神秘、上品、高潔、希少、権力、特別
紫色を使いたくなるとき
疲労が溜まっているとき。感性が鋭くなっているとき。個性を発揮したいとき。
紫色の効果
センスの上昇。心身の癒し。人間関係の整理整頓。
橙
連想させるもの
夕焼け、温かさ、活気、ユーモア、喜び、陽気、健康、明朗、社交性
橙色を使いたくなるとき
寂しいとき。勇気を持ちたいとき。我慢しているとき。不健康なとき。
橙色の効果
積極性が増す。表情が豊かになる。ポジティブな気分になる。免疫力向上。食欲促進。
桃
連想させるもの
桜、可愛らしさ、恋、優しさ、奉仕、愛情、配慮
桃色を使いたくなるとき
愛情が高まるとき。可愛がられたいとき。自分を磨きたいとき。優しい気持ちのとき。
桃色の効果
他人を癒す。優しさが増す。献身的な考え方ができるようになる。
茶
連想させるもの
土、大地、落ち着き、堅実、我慢強さ、包容力、真面目
茶色を使いたくなるとき
不安なとき。不満を抱いているとき。焦っているとき。
茶色の効果
落ち着きを取り戻す。努力できるようになる。穏やかな気持ちになる。
灰
連想させるもの
煙、中庸、無気力、曖昧、落ち着き、調和、無難さ
灰色を使いたくなるとき
目立ちたくないとき。コミュニケーションが上手くいかないとき。無難に過ごしたいとき。
灰色の効果
慎重になれる。周囲に馴染むことができる。心の保護。
藍
連想させるもの
ラピスラズリ、深海、夜空、精神、集中、静寂、理性
藍色を使いたくなるとき
冷静になりたいとき。客観的に物事を見たいとき。人間関係に不安があるとき。
藍色の効果
真実に気付ける。誠実さが増す。精神性が高まる。試練を乗り越える。
浅葱(青緑)
連想させるもの
ターコイズ、清涼感、知性、爽快、理性、神秘
浅葱色を使いたくなるとき
感情を抑えているとき。人に指導するとき。個性を出したいとき。人間関係で悩んでいるとき。
浅葱色の効果
心に従って行動できる。楽しく物事に取り組める。
黄緑
連想させるもの
野原、駆け出しの頃、新鮮、始まり、明るい未来
黄緑色を使いたくなるとき
挑戦したいとき。勇気を出したいとき。頑なになっているとき。
黄緑色の効果
閃きを得る。初心に帰れる。柔軟な考え方ができるようになる。
薄桃
連想させるもの
珊瑚、肌、柔かさ、温もり、母性、協調性
薄桃色を使いたくなるとき
保護欲が高まるとき。身を削っているとき。手伝ってもらいたいとき。
薄桃色の効果
心の保護。疲労の回復。肌艶の向上。洞察力の向上。恋愛運の上昇。面倒見が良くなる。
こげ茶
連想させるもの
泥、重厚、剛健、安定、素朴、渋み
こげ茶色を使いたくなるとき
不安なとき。柔軟になりたいとき。本気で取り組みたいとき。
こげ茶色の効果
計画通りに物事を進められる。真面目な雰囲気を作れる。信頼を得られる。
銀
連想させるもの
弾丸、渋み、底知れなさ、洗練
銀色を使いたくなるとき
高みを目指しているとき。ストレスを感じているとき。
銀色の効果
本音を言える。落ち着いた人間関係を構築できる。精神性が高まる。
金
連想させるもの
黄金、後光、稲穂、名声、成功、富
金色を使いたくなるとき
自尊心を高めたいとき。感謝をしたいとき。実力を発揮したいとき。金運を上げたいとき。
金色の効果
統率力の向上。試練を乗り越える。成功を収める。
透明
連想させるもの
水晶、神、空気、純粋、繊細、無、静粛、厳格
透明を使いたくなるとき
心身を清めたいとき。邪な気持ちを抱いているとき。やり直したいとき。
透明の効果
白色と同じ。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回の記事は長くなってしまったので本当にお疲れ様でした😁
相手の身に付けている色から、今
どういう気分なのか推測してみる
のも面白いかもしれませんね♪
最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました✨
また次回の記事もよろしくお願いいたします♪
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